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2007.05.02 鳥の会議

あるところにフーポーという鳥がいました。
ある日フーポーは、全世界の鳥たちに向かって、これから会議を行なうので集まるようにと呼びかけました。
全世界の鳥たちは一カ所に集まって、フーポーの話を熱心に聞きました。
フーポーは次のように呼びかけました。
「私たち鳥には、サイムルグという名前の神様がいる。サイムルグは幻の国の宮殿の中で生活している。これからサイムルグに会いに行こう」
しかし、遠く離れているサイムルグの宮殿に行くには、長く危険な厳しい旅になることは目に見えており、命の危険も覚悟しなければなりません。そこでフーポーは、
「サイムルグに1回でも会えば、私たちは覚醒し、本当に生きる目的を見つけ、幸福になれる」
と語りかけました。
鳥たちは顔を見合わせ、相談しあいました。神様には会いたいけれど、危険な旅であり、躊躇しているのです。
するとフーポーは、「行きたくないのなら、行かなくてもいい。しかし行きたくない理由をみんなの前で言いなさい」と言いました。
鳥の中でもっとも美しい声を出し、人間を喜ばすことで有名なナイチン・ゲール(ウグイス)は、「私は本当に行きたいのです。だけど、長い旅の中で声が枯れれば人間を喜ばすことができません。私の使命を果たせないんです」と言いました。
それに対してフーポーは、「ああそうか。それならやめて結構だ」と答えました。
他の鳥たちも、次々と前に出てきて、行きたくない、いや行けないと、理由を説明しはじめました。
結局、集まった鳥たちの中で、行くことを決意したのは数百羽にすぎませんでした。
それから7年にわたる、彼らのつらく苦しい旅が始まりました。そのうち三分の一の鳥たちは、その途中の危険な冒険のなかで脱落していきました。
サイムルグの宮殿にたどり着いたときには、もう37羽しか残っていませんでした。到着した鳥たちも疲れ果て、羽は落ち、貧弱になって、ボロボロでした。
限界の中でようやくたどり着いた鳥たちは、宮殿の責任者に案内されて、サイムルグの部屋に通されました。
その部屋には大きなカーテンがあり、その向こうでサイムルグが待っていると言われました。37羽の鳥たちは気を取り直して、期待に胸をふくらませました。
長いあいだ待たされました。どのくらいたったのでしょう。ようやく「今からサイムルグとの対面ができますよ」と言われました。
カーテンの幕がゆっくりと上がっていきます。
しかしそこには、誰もいませんでした。
「どうなっているんだ!」「7年間ボロボロになるまで飛び続けて、危険な目にあって、いろんな体験をして、やっとのことでここまで来たのに、誰もいないじゃないか!」
鳥たちは騒然となりました。皆はフーポーに向かって言いました。
「サイムルグはどこにいらっしゃるんですか!?」
それに対してフーポーは、静かな口調で「じつは君たちに言わなければならないことがあるんだ」と言いました。
みな、フーポーの次の言葉を待っています。フーポーは言いました。
「サイムルグとは、じつは37羽の鳥のことなんだよ」
それを聞いた鳥たちは、自分たちの数を数えました。
そのとたんに、彼らは悟りを開きました。
「ああ、俺たちがサイムルグなんだ」と気づいたのです。

ファラドーウディン・アタール という スーフィー教の指導者であり詩人が書いた寓話です

一体、何を言いたいんでしょうか・・・402

つまり 神は自分の中に存在するってコトなのでしょう

物事を変えたい 恩恵を受けたい 

そう思う人は非常に多いのに 実際に取り組む人は非常に少ない388

それを気付かせてくれるのが この寓話なんでしょうね353353353

 

 

 

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